読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ル・ゲソ

備忘録など。

ラストマン3巻読んだよ

 

フランス産日本マンガっぽいBD『ラストマン』の邦訳3巻が発売したから読んだよん。

まずこのBDについて簡単に説明しとくよ。

 

ラストマンはBastien Vivès, Balak, Michael Sanlavilleら3人の若手BD作家が合同で描いているマンガで、2013年にwebで連載が開始、フランスでは現在9巻まで、日本では邦訳3巻まで刊行されてるよ。日本のマンガ・アニメを見て育った3人の作家が日本のマンガっぽく描いているだけに、コマ割りや構図にどこか日本のマンガらしさを感じるね。製本も日本のマンガを意識しててB6サイズで約200ページ、巻頭にカラーページがあったり芸が細かいよ。

 

日本マンガっぽく描いてるって言ったんだけどやっぱりBDぽさも残ってる…ていうか正直ほぼBDだよ。

ただここでいう「ほぼBD」っていうのは絵に注目した時の話で、ストーリーはマンガに近いかな。あとでまた書くけどね。

 

で、BDっぽさの大部分を占める絵なんだけどね、これはvivèsがもともとオルタナ系のBDを描いていたせいもあると思うんだ。日本の少年マンガ的な勢いのある絵じゃなくて、細く繊細なタッチでキャラクター、背景全てが描かれているからどこか逆に落ち着かない感じがするのかな。

ちなみにこのvivès、フランスでは結構すごい人でこの人が提案した企画ならだいたい通っちゃうらしいよ。このラストマンもvivèsが提案しなきゃ多分通らなかったってEuroMangaのフレッドさんが言ってた。

 

じゃあストーリーを少し説明するよ。

いきなり3巻の感想を記事にするのはアレだしね。

 

 まず先に断わっておくと、3巻までだと分からないことが多すぎるんだ。1,2巻で天下一武道会バトルトーナメントをしてたんだけど3巻からいきなりマッドマックスみたいな世界に突入したり、3巻になってようやく主人公たちが住んでた場所の名前が判明したり本当に分からないことが多すぎるんだよ…。これに我慢できないからオタクは帰納法が理解できないとかって煽られるんだろうね。(そゆ問題じゃない)

 

まあとりあえず内容に入ろうか。

 …とはいったものの本当に説明が難しい。まず主人公が誰か分からないんだもん。

とりあえず今回はアドリアンっていう男の子の主人公ってことで話を進めるけどもしかしたら違うかもね。

で、そのアドリアンって子は中世ヨーロッパみたいな雰囲気の国の小さな村に住んでるんだけど、そこで毎年行われてる格闘技トーナメントに出ることになったんだ。ただアドリアンは落ちこぼれ、ペアの男の子も体調を崩してしまって、優勝どころかトーナメントに出れるかも絶望的な状態。

そこで現れるのがリシャール・アルダナっていうおっさん。

 めちゃくちゃうさんくさいおっさんだけど、どんな巡りあわせかアドリアンとペアを組むことになっちゃう。

 

ここからは単純でただトーナメントが続くだけ、でもそのトーナメントで2巻使っちゃうんだからびっくり。まあ主人公に隠れた才能がとか、リシャールと主人公ママのラブロマンスやらちょこちょこイベント起こるんだけどね。あ、主人公ママ(名前はマリアンヌ)(巨乳)は独り身だから寝取りじゃないよ、安心して。

 

で、なんやかんやあって二人は優勝しました、おめでとう。

 

と、ここで終ってればハッピーエンドだったんだけど、問題が起きちゃう。

 

なんとリシャールが優勝カップ(国王杯)を持って村から突然出て行ってしまうのです。

 

それを知ったマリアンヌはびっくり&激怒!アドリアンとペットの犬を連れて後を追います。

そのとき使うのは中世っぽい村の雰囲気に似合わないバイク。なんとバイクがあったんです、びっくり。

この世界は過去の話ではなく少なくとも現代以降が舞台になっていたんですね。

 

で、ここで2巻が終わりました。

 

3巻の感想いきましょっか。

ただ基本内容には触れないよう頑張ります。

 

マリアンヌとアドリアンバイクで村を出てしばらくしてようやく彼らが住んでいた場所の名が明かされます。その名もなんと「王家の谷」。

 

……うっわぁ絶対伏線ですよ…。

村に隠された秘密とかめちゃくちゃありそうですもん。

 

んで、その王家の谷を二人と一匹で抜け出すんですが、そこにあったのはまるでマッドマックス、北斗の拳のような荒廃し、暴力に満ちた世界だったのです。

戸惑うアドリアンですがなにやらマリアンヌはそんな外の世界のことを知っていた模様…ママは一体なにものなんでしょう。

 

そして荒野を進み町に着いた二人はそこでリシャールを探します。いかにもな輩に絡まれながら奮闘するマリアンヌ、3巻はマリアンヌ回と言っても過言ではないでしょうね。

 

ところ変わってとある船上。

リシャールは銃を持った男たちに囲まれています。なにやらこの男相当の事情があったようですね、こわいこわい。

 

そして最後、今度はどこか近未来的な街へとリシャールは連れて行かれるのでした。

 

終わり。

 

で、感想。

まず1,2巻までは完全にこの作品に組み込まれた一部だったってことに驚いたよね。だって1,2巻の世界の中に更に小さい世界が広がっていくものだと思ってたからいい意味で裏切られた感じ。

んで、唐突に広がるマッドマックスの世界。

バイクが出てきてたし少なくとも現状よりは進んだ文明がどこかにあるんだろうとは思ってたけど、ヒャッハーな世界だとは思わないでしょ。

本当にいい意味で驚きを与えてくれた3巻でした。

これから話が加速度的に進んでいく予感がするし今後が楽しみだね!

 

 

はい、いやぁ自分でもざっくりしすぎてビックリですけどあとは読んでからのお楽しみです。

ざっくりしすぎてビックリ」って語呂良いですね。

 

とまあこんな感じです。

最初の方に書いたように、絶えずイベントが起こり、テンポよく進んでいくストーリーは日本のマンガっぽくもあるかもですね。

 

ということでラストマン3巻読んだよ。

 

みんな買ってね~

 

 今度こそ終わり。

ラストマン1 (EURO MANGA COLLECTION)

ラストマン1 (EURO MANGA COLLECTION)

 

 

ラストマン 第2巻 (EURO MANGA COLLECTION)

ラストマン 第2巻 (EURO MANGA COLLECTION)

 

 

ラストマン 第3巻 (EURO MANGA COLLECTION)

ラストマン 第3巻 (EURO MANGA COLLECTION)