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ル・ゲソ

備忘録など。

ラストマン4巻読んだよん

 

いやー超面白い!!なんだこれ!

 

ホント一気に面白くなったね!

軽々と1~3巻を更新していきました!

 

BDらしさを残しつつもより日本のマンガのスタイルと上手く融合していってて洗練されていってる感じですよ。

 

そして何よりもようやくメインとして登場してきたトミエ・カタナですよ。彼女はセクシー女優のHitomiさんがモデルになってるわけですけどこれがまーいい女!!ヤク中だけど!めちょ乳でかいからいいや!

んで表紙ね!乳合わせ!誰の趣味だコレ!?ありがとうございます!!

 

ラストマン 第4巻 (EURO MANGA COLLECTION)

ラストマン 第4巻 (EURO MANGA COLLECTION)

 

 

いやー、ほんとに面白かったんですよ4巻。

今年読んだマンガの中でも上位ですね。

 

3巻ではアルダナがなにやら近代的な街に連れていかれて、マリアンヌとアドリアンはそれを追って(厳密には追ったわけではありませんが)船に乗ったところで終わり…だったんですが、4巻はその街で起きるいざこざの話ですね。1,2巻はゼルダの伝説に出てきそうな辺境にある小さな集落、3巻はマッドマックス、北斗の拳的な荒廃した世界、そして4巻では打って変わってアメリカの大都市を彷彿とさせる近代的な街のアンダーグラウンドな世界を描いています。

 

FFFCと呼ばれる格闘トーナメントの名選手だったアルダナはある事件を期に引退、姿をくらましていましたが、かつての仲間(?)ミロに居場所がバレ、再びFFFCに出るよう言われます。固辞していたアルダナですが、運悪くマリアンヌ、アドリアンとの関係がバレ、なんやかんやで結局3人ともFFFCに出ることに…。

 

で、マリアンヌとアドリアンのお目付を命じられたのが先のトミエなわけです。最初はなんだか鼻持ちならん嫌な奴だなー思ってましたけど話が進むにつれてなんだか不幸な境遇に同情してしまって可愛く見えてくるんですよ、ええ。

 

トミエはヤク中だと最初に言ったんですけど、そのクスリっていうのがセクターってものなんですけど、セクターにはアニトラン・ホルモンって成分が含まれていてそれが原因で凶暴化してしまうと。で、その成分は昆虫の酸をベースにしているのだとか。数ページですが、印象的なシーンとしてそのセクターの中毒患者がアドリアンとトミエに迫るシーンがあるのですが、セクター中毒者の見た目がですね…完全に人を超えた何かになっちゃってるんですよね…。正直かなり気持ち悪いです。

これは後々展開に深く絡んでくるんだろうなぁと思いつつページを進めました。

 

んでまあ色々な思惑が交錯しつつ大会は盛り上がっていくわけですが今回その大会はあまり進みませんでした。5巻が楽しみですね。

 

…といいつつラストマンの戦闘描写は単調なのであまり戦闘シーンが長くなっても(((ゲフンッ

 

はい、今回はやっぱりトミエの回と言っても過言ではないでしょう(過言です)

乳がでかいトミエと乳がでかいマリアンヌの絡みはなかなかいいですよ。やっぱり表紙の乳合わせがね(二回目)

 

そんなこんなで今日はあとがきでバラクが挙げていたアメリカのパンクロックバンド"RVIVR"を聴きながら書いてました。

毎回最後にある制作日記結構好きなんですよね。

 

おわり

ブラックサッド 黒猫探偵


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ブラックサッド 黒猫探偵

作:フアン・ディネス・カナレス

画:フアンホ・ガルニド

訳:大西愛子

 

人を動物に、動物を人になぞらえた作品は数あれどフアンホ・ガルニドの描く擬人化された動物はひと味違う。それは19世紀の挿絵画家グランヴィルの生み出しだ「グランヴィル動物」(この言葉は鹿島茂によるものである)の様にまるで動物が我々人間と同じ様な進化を辿り人型を模したのではないかとも思えるもので、動物化した人間とも、人間化した動物とも違う。よってこの作品に於いて「擬人化」という言葉を用いるのはいささか不適切と言えるかもしれない。


彼らは私たちと同じように仕事をする。友人と談笑もするし、日頃の不満を寂れた裏路地にある飲み屋で発散することもある。トカゲなどの爬虫類と哺乳類の間に種族間の対立も散見され、多少のいざこざも見られる。彼らの世界はまるで私たちの日常と変わりない。この作品「ブラックサッド」はそんなグランヴィル的アナロジーによって作られたもうひとつの世界(Un Autre Monde)で流れる日常の一端を切り取り、上映するものである。

 

 

話は、主人公黒猫探偵ブラックサッドのかつての恋人で女優のナタリアが、銃で額を撃ち抜かれ殺害されるところから始まる。


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人前では失意を巧く取り繕う彼だが、どうやら別れた後も彼女のことを気にかけていたようだ。


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知り合いの刑事にこの件には首を突っ込まぬよう釘を刺されたが、事件の真相を探るべくブラックサッドは一人捜査を始める。

 

この作品は全編水彩で描かれており、どこか淡い泡沫のイメージを与えながらもその鮮やかな色彩はほのかなノスタルジーすら薫らせる。


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主人公の内語を表す吹き出しが背景と同系統の色で塗られ、彼の存在があくまでマンガの中の存在であることを強調しているのもその少しの哀愁の一因かもしれない。

 

話を戻そう。
まず、ブラックサッドは旧友でかつてのナタリアのボディガード、ジェイクからレオンという男の存在を知らされる。レオンはナタリアの最後の恋人でその後の調査によるとどうやら行方不明となっているようだった。

 

レオンが失踪したという情報を得た彼が霧に覆われた街を歩いていると、見知らぬトカゲの男が突如襲いかかってくる。なんとか撃退できたものの捜査に関する情報を得ることは出来なかった。


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ところ変わって薄暗いごろつきの集まりそうなバーだ。多くの種族が暗い面持ちで酒を呷り、煙草をふかす。


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ブラックサッドはバーのマスターにレオンという人物に心当たりがないか聞くが有力な手がかりは得られそうにない。そんな時、隣に座るどこか怪しい雰囲気の男から「礼をしてくれればレオンの居場所を教えてやる」と話を持ちかけられ、二人はある場所へと向った。

 

男に案内され辿り着いたのは墓地、そこあるのは"Noel Krisnok"と書かれた墓で、レオンはすでにそこに眠っているのだという。"Leon Kronski"の簡単なアナグラムだ。ブラックサッドが事件の真相を追い求め見つけたものは、名すら奪われ、人知れず薄暗い墓地に眠る悲しい男だけであった。


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このまま捜査は行き詰まりかと思われたが、思いがけず真相へ辿り着くための大きな一歩を踏み出すこととなる。

 

それは知人の刑事との会話に端を発する。警察は捜査を進める中でかなりの有力者に近づいたらしく、上層部からはナタリア殺害事件のもみ消しを命じられたらしい。しかしその知人の刑事はブラックサッドに事件の真相を追求するよう頼む。彼は「まだ青いのだ」と自嘲し、自信の正義を夢想する。


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ここからはブラックサッドの快進撃だ。再び襲撃してきたトカゲの男から情報を得ると、その情報を元に真犯人の元へ向かう。
ここでは割愛するが、このトカゲの男とブラックサッドの対決シーンは西部劇をも思わせる緊張感、元ディズニーのアニメーターであるガルニドだからこそ描ける躍動感のある動き、わずか数秒の間の出来事だがこちらも息を止めてのめり込んでしまう。


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対決後の語りも込めて、屈指の名シーンである。

 

その後ブラックサッドはトカゲの男から得た情報の通り、真犯人の元へと向かい、対峙する。
この場で真犯人を語ることはしないが、この場面も心理描写、状況描写ともに大変すばらしいので未読者は是非自分の目で確かめてほしい。

 

独特のコマ割、BDらしいリズムを持ちながらも、マンガ的な表現(漫符など)が多いので読みやすく、また擬人化(と敢えて言わせてもらう)されたハードボイルドな動物たちのサスペンスという日本人にとっても非常に親しみの湧く設定なので、BDファン以外にも多くの読者を獲得した本作。
作者の内側にある、動物たちの暮らすもうひとつの世界をこの作品を通して感じて欲しい。

 

 

 

ブラックサッド 黒猫探偵 (EUROMANGA COLLECTION)

ブラックサッド 黒猫探偵 (EUROMANGA COLLECTION)

 
ブラックサッド 極北の国 (EUROMANGA COLLECTION)

ブラックサッド 極北の国 (EUROMANGA COLLECTION)

 
ブラックサッド 地獄と沈黙 (EUROMANGA COLLECTION)

ブラックサッド 地獄と沈黙 (EUROMANGA COLLECTION)

 
ブラックサッド 赤い魂 (EURO MANGA COLLECTION)

ブラックサッド 赤い魂 (EURO MANGA COLLECTION)

 
ブラックサッド アマリロ (EUROMANGA COLLECTION)

ブラックサッド アマリロ (EUROMANGA COLLECTION)

 

 

 

ラストマン3巻読んだよ

 

フランス産日本マンガっぽいBD『ラストマン』の邦訳3巻が発売したから読んだよん。

まずこのBDについて簡単に説明しとくよ。

 

ラストマンはBastien Vivès, Balak, Michael Sanlavilleら3人の若手BD作家が合同で描いているマンガで、2013年にwebで連載が開始、フランスでは現在9巻まで、日本では邦訳3巻まで刊行されてるよ。日本のマンガ・アニメを見て育った3人の作家が日本のマンガっぽく描いているだけに、コマ割りや構図にどこか日本のマンガらしさを感じるね。製本も日本のマンガを意識しててB6サイズで約200ページ、巻頭にカラーページがあったり芸が細かいよ。

 

日本マンガっぽく描いてるって言ったんだけどやっぱりBDぽさも残ってる…ていうか正直ほぼBDだよ。

ただここでいう「ほぼBD」っていうのは絵に注目した時の話で、ストーリーはマンガに近いかな。あとでまた書くけどね。

 

で、BDっぽさの大部分を占める絵なんだけどね、これはvivèsがもともとオルタナ系のBDを描いていたせいもあると思うんだ。日本の少年マンガ的な勢いのある絵じゃなくて、細く繊細なタッチでキャラクター、背景全てが描かれているからどこか逆に落ち着かない感じがするのかな。

ちなみにこのvivès、フランスでは結構すごい人でこの人が提案した企画ならだいたい通っちゃうらしいよ。このラストマンもvivèsが提案しなきゃ多分通らなかったってEuroMangaのフレッドさんが言ってた。

 

じゃあストーリーを少し説明するよ。

いきなり3巻の感想を記事にするのはアレだしね。

 

 まず先に断わっておくと、3巻までだと分からないことが多すぎるんだ。1,2巻で天下一武道会バトルトーナメントをしてたんだけど3巻からいきなりマッドマックスみたいな世界に突入したり、3巻になってようやく主人公たちが住んでた場所の名前が判明したり本当に分からないことが多すぎるんだよ…。これに我慢できないからオタクは帰納法が理解できないとかって煽られるんだろうね。(そゆ問題じゃない)

 

まあとりあえず内容に入ろうか。

 …とはいったものの本当に説明が難しい。まず主人公が誰か分からないんだもん。

とりあえず今回はアドリアンっていう男の子の主人公ってことで話を進めるけどもしかしたら違うかもね。

で、そのアドリアンって子は中世ヨーロッパみたいな雰囲気の国の小さな村に住んでるんだけど、そこで毎年行われてる格闘技トーナメントに出ることになったんだ。ただアドリアンは落ちこぼれ、ペアの男の子も体調を崩してしまって、優勝どころかトーナメントに出れるかも絶望的な状態。

そこで現れるのがリシャール・アルダナっていうおっさん。

 めちゃくちゃうさんくさいおっさんだけど、どんな巡りあわせかアドリアンとペアを組むことになっちゃう。

 

ここからは単純でただトーナメントが続くだけ、でもそのトーナメントで2巻使っちゃうんだからびっくり。まあ主人公に隠れた才能がとか、リシャールと主人公ママのラブロマンスやらちょこちょこイベント起こるんだけどね。あ、主人公ママ(名前はマリアンヌ)(巨乳)は独り身だから寝取りじゃないよ、安心して。

 

で、なんやかんやあって二人は優勝しました、おめでとう。

 

と、ここで終ってればハッピーエンドだったんだけど、問題が起きちゃう。

 

なんとリシャールが優勝カップ(国王杯)を持って村から突然出て行ってしまうのです。

 

それを知ったマリアンヌはびっくり&激怒!アドリアンとペットの犬を連れて後を追います。

そのとき使うのは中世っぽい村の雰囲気に似合わないバイク。なんとバイクがあったんです、びっくり。

この世界は過去の話ではなく少なくとも現代以降が舞台になっていたんですね。

 

で、ここで2巻が終わりました。

 

3巻の感想いきましょっか。

ただ基本内容には触れないよう頑張ります。

 

マリアンヌとアドリアンバイクで村を出てしばらくしてようやく彼らが住んでいた場所の名が明かされます。その名もなんと「王家の谷」。

 

……うっわぁ絶対伏線ですよ…。

村に隠された秘密とかめちゃくちゃありそうですもん。

 

んで、その王家の谷を二人と一匹で抜け出すんですが、そこにあったのはまるでマッドマックス、北斗の拳のような荒廃し、暴力に満ちた世界だったのです。

戸惑うアドリアンですがなにやらマリアンヌはそんな外の世界のことを知っていた模様…ママは一体なにものなんでしょう。

 

そして荒野を進み町に着いた二人はそこでリシャールを探します。いかにもな輩に絡まれながら奮闘するマリアンヌ、3巻はマリアンヌ回と言っても過言ではないでしょうね。

 

ところ変わってとある船上。

リシャールは銃を持った男たちに囲まれています。なにやらこの男相当の事情があったようですね、こわいこわい。

 

そして最後、今度はどこか近未来的な街へとリシャールは連れて行かれるのでした。

 

終わり。

 

で、感想。

まず1,2巻までは完全にこの作品に組み込まれた一部だったってことに驚いたよね。だって1,2巻の世界の中に更に小さい世界が広がっていくものだと思ってたからいい意味で裏切られた感じ。

んで、唐突に広がるマッドマックスの世界。

バイクが出てきてたし少なくとも現状よりは進んだ文明がどこかにあるんだろうとは思ってたけど、ヒャッハーな世界だとは思わないでしょ。

本当にいい意味で驚きを与えてくれた3巻でした。

これから話が加速度的に進んでいく予感がするし今後が楽しみだね!

 

 

はい、いやぁ自分でもざっくりしすぎてビックリですけどあとは読んでからのお楽しみです。

ざっくりしすぎてビックリ」って語呂良いですね。

 

とまあこんな感じです。

最初の方に書いたように、絶えずイベントが起こり、テンポよく進んでいくストーリーは日本のマンガっぽくもあるかもですね。

 

ということでラストマン3巻読んだよ。

 

みんな買ってね~

 

 今度こそ終わり。

ラストマン1 (EURO MANGA COLLECTION)

ラストマン1 (EURO MANGA COLLECTION)

 

 

ラストマン 第2巻 (EURO MANGA COLLECTION)

ラストマン 第2巻 (EURO MANGA COLLECTION)

 

 

ラストマン 第3巻 (EURO MANGA COLLECTION)

ラストマン 第3巻 (EURO MANGA COLLECTION)